エアゾールの基礎知識エアゾール事業
エアゾールの歴史
第二次大戦中、アメリカ軍が殺虫目的で作ったバグボンベ(トコジラミ用爆弾)がエアゾールのルーツです。戦後、日本でも本格的な研究が始まり、エア・ウォーター・リアライズの前身のひとつである東京スプレー研究所(のちに東京エアゾール化学株式会社)が、1951年に日本初のエアゾール製品であるヘアスプレー「スプレーネット」を開発しました。
エアゾールの構造
エアゾールは、
耐圧容器内に液体と噴射剤(ガス)を閉じ込め、
ガスの圧力で液体を噴射します。
※各部の名称からさらに詳しい情報をご覧いただけます
キャップ
- バルブ部とボタンを保護する役割を持ち、高圧ガス保安法で装着が義務付けられています。
- 保護の目的のみならず、噴射機能を有するものや、中身排出機構を有するものなど、発展系が多数あります。
耐圧容器
- 高圧ガス保安法で決められた耐圧性能を有する金属容器です。
- 主な材質はブリキ、アルミです。内面塗装を行うことにより、金属腐食性のある内容物も検討が可能です。
- 外面は各種のご要望に応じた印刷に対応しています。
バルブ
- 耐圧容器のふたの役割を有するとともに、内容物の噴射を制御する、エアゾールに必要不可欠な部品です。
- 多種のパーツにより組み立てられており、高い品質が要求されます。
- 主な材質は金属、プラスチック樹脂、ゴムを使用しています。
エアゾールの噴射パターン
廃棄方法
廃棄方法については、一般社団法人日本エアゾール協会の「正しいごみへの出し方」で詳しく説明されていますので、ぜひご覧ください。
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